【適職診断付き】Webライターが向いている人&向いてない人の特徴

Webライターノウハウ

「副業でWebライターをやってみたいけど、私に向いているかな?」

とお悩みではありませんか?

本記事では、「いくらやっても伸びず、時間をムダにした」という失敗する人を減らすために、私個人の意見で、Webライターに向いている人と向いてない人を包み隠さずにまとめました。

私が過去に教えた経験や私自身の経験による事実として、文章を書く前からその人の特性に文章力が現れます。したがって残念ですが、時間をかければ伸びるタイプと、反対にいくらやっても伸びないタイプがいます。

人それぞれに強みと弱みがあるので、もし本記事を読んで自分にはWebライターが向いてないと感じたら、別の副業をおすすめします。

Contents

経験&実体験によるWebライター適職診断

私が過去に教えた経験や自分の経験を振り返り、Webライターの適職診断を作成しました。診断項目は下記の通りです。

3つの内で最低でも2つ該当すると、Webライターに適職があると私は考えています。特にITリテラシーが高い人は、スタートダッシュに成功しやすい傾向があります。

①1つのことを極めたor突きつめた経験がありますか?

この診断にYESの人は、独自性の高い文章を書ける可能性が高いです。

Webライターは、ネット検索や本で情報収集が一般的です。ただ、そこからさらに一歩踏み込んだ独自性の高い文章を書けると、クライアントが求める1次情報と呼ばれる価値の高い内容になります。

なぜこの診断項目が該当する人が、そんな価値の高い情報を記事できるかというと、極めたり突きつめたりする過程で、自然に仮説検証をしているからです。この仮説検証能力が高いと、ライバルから抜きん出た独自性の高い文章を、書ける可能性が高くなります。

②人の気持ちを先回りして、気づかいができるタイプですか?

もしこの診断項目がNoなら、ユーザーにとって不要な内容を羅列しやすかったり、読み手が見たときに疑問が残ったりしやすい文章になる傾向があります。

たとえば、以下のような文章があったとします。

例)

Webライターには、SEOライティングの知識が必要です

なのでWebライター初心者は、SEOライティングを取得しましょう。

上記のような文章を見て、おそらく多くの方が以下のような疑問が思い浮かぶハズです。

  • なぜSEOライティングが必要なのか?
  • SEOライティングを学ぶとどうなるのか?
  • 具体的にSEOライティングって、どんなことをするのか?

Webライターはこのような読み手の気持ちを先回りして、文章を書く必要があります。一見当たり前に見えるかもしれませんが、他人の文章を見てできても、自分が書いた文章では客観視できない人が多いです。

そのため、普段からの気づかいが苦手な人は、ノウハウを学んでも文章力の向上が難しいと、私の過去の経験から感じています。

逆に気づかいができる人だと、経験を積むたびに伸びる経験があります。

③ITリテラシーは高い方ですか?

この診断項目に対してYESの人は、他の2つの適職診断で該当するよりも、スタートダッシュに成功しやすいと言えるでしょう。というのも、Webライターの仕事はオンライン上で完結するため、ITリテラシーは超重要です。

ここで定義しているITリテラシーは、下記が該当します。

【ブラインドタッチができる(またはブラインドタッチ並みに早い)】
まずそもそもWebライターの作業の大半でタイピングするため、遅い人は文章を書く以前の大きな壁になるかと思います。タイピングスピードの目安としては、1秒に1~2キー打てるのが理想です。

【検索して必要な情報を見つけるのが得意】
そして一般的にWebライター情報収集の起点になるのは、検索です。そのため毎日のように検索をしていて、ほしい情報を7~8割は探せる人の方が圧倒的に有利です。

Webツールやプラットフォームなどを問題なく使える
Webライターは、記事作成の生産性を高めたり、案件を獲得したりするために、Webツールやプラットフォームを使用します。そのため、使ったことのないWebツールやプラットフォームでも、使用することになります。検索してこれらの使い方を調べても良いですが、全部を調べるとなると壁にぶつかる可能性も…。

もし上記に該当しない人でも、ITリテラシーに関しては訓練しだいで改善しやすい部分ですので、他の2つが該当している場合はWebライターに向いていると言えるでしょう。

Webライターに向いている人の2つの特徴

Webライターが向いているのは、下記の2つの特徴を持った人です。

これらの2つのどちらかに該当する人は、適職診断の項目に該当するケースが多く、時間をかければ伸びるタイプだと言えます。

①コミュ障(内向的)の気質がある

コミュ障の人は、自分の趣味に没頭して独学できるタイプが多いので、他の人よりもWebライターとしての伸び率が高い傾向があります。

その理由としてコミュ障の人には、次の特徴によるものだと私は考えています。

  • オタク気質が強く、1つのことを極めたor突きつめた経験がある
  • 考えることが好きな傾向が強く、反省を活かせるタイプが多い

上記の特徴があると、Webライター以外にも専門職と相性が良いので、時間をかけるとメキメキと伸びる傾向があります。

もし現状で、コミュニケーション力が必要な職場の場合、Webライターは人とチャットでのやりとりがベースのため、コミュ障の人にとって負担の少ない環境で働けます

②HSP(繊細)の傾向がある

まずHSPを簡単に説明すると、刺激に敏感な人のことです。このHSPタイプの人も、Webライターに向いている可能性が高いと言えます。というのも、HSPには下記のような特徴があるからです。

  • 共感力が高く、先回りして相手へ気づかいができる
  • 刺激に敏感で情報を深く理解できる
  • 細かいマニュアルでも、丁寧に作業できる

人対人では、このような特性がマイナスに働くこともありますが、文章となると一気にプラスになるため、HSPの人はWebライターと相性が抜群に良いと言えます。

「職場にいるとすぐに疲れる…1人で仕事した方が効率が良く働けるのに」

私自身もHSP傾向が強く、いつもこのように考えていました。このように感じたことのある人は、私の体験からもHSP気質が強い傾向があるので、Webライターは向いると言えるでしょう。

Webライターに向いてない人の3つの特徴

Webライターが向いていない人には、次の3つの特徴があります。

そもそも私の実体験として、Webライターの文章力強化のために添削は必須です。しかし上記に該当する人は、添削をすると諦めるたり、添削をしても効果が薄かったりします。

そのため上記に該当する人に、Webライターは向いてないと私は考えています。

①【添削をすると諦めるパターン】何事もすぐに諦める

何事もすぐに諦める人は、壁にぶつかったり追い詰められたりすると、すぐに諦める傾向があります。このような人が文章を添削されると、「自分の文章が否定された」とか「自分には向いてない」と考え、すぐに挫折する傾向があります。

当たり前ですが、文章力強化に必要なのは失敗をどう改善するかです。そしてその失敗を次から繰り返さないようにすれば良いのですが、そんな基本的なことができない人は、Webライターをやっても伸びません。

もしWebライターを続けたいなら、添削は避けては通れないので、すぐに諦める人には向かないと言えます。

②【添削をしても効果が薄いパターン】自分の意見がない

自分の意見がない人は、誰かの受け売りでしか文章を書けないため、ライバルと差別化できる記事を書けません。そのため低単価で案件を受け続けることになり、結果として挫折しやすくなります。

もちろんある程度の訓練で変わるかもしれませんが、人によっては時間と労力がかってしまい、時間帯効果を考えると割に合わない可能性があります。ただどうしても矯正したいなら、文章力以前に思考力や考え方を学ぶのが効果的です。

もし自分が該当するか分からない人は、チェック項目として職場やプライベートで他人に流されやすいタイプか否かで、判断してみましょう。

③【添削をしても効果が薄いパターン】他人に説明するのが苦手

人に説明するのが苦手な人は、文章面において次のような特徴があります。

  • 回りくどく、端的に相手に伝えられない
  • 段取り良く情報を整理して伝えるのが不得意
  • 日本語的に違和感のある文章になっている

私の経験では、上記の特徴がある人には、1回ごとの添削の効果を分析しましたが、あまり変化はありませんでした。ただし諦めない人で粘り強くチャレンジできる人なら、何事もすぐに諦めたり、自分の意見がなかったりする2つの特徴よりかは、改善できる可能性があります。

やるべきことは、とにかく文章を要約して、相手の伝わる順番を意識し、違和感のない日本語の文章を何度も書くしかありません。そのためには、他の人より倍以上の作業量が必要になります。

ただ客観的に指摘してもらえる添削がないと、独学では気づきにくい特徴が多いので、企業に転職や部署に異動、アルバイト先で添削してもらうなどを検討してみましょう。以下の記事で、それぞれの働き方のメリットとデメリットを解説しています。

【失敗回避の診断項目アリ】未経験からWebライターになるには?10分で分かる4つの手順解説

まとめ

Webライターの向いている人の特徴と、向いてない人の特徴を振り返ると、下記の通りです。

Webライターに向いてない人の特徴を反対にして考えると、向いている人の特徴としても考えられるので、そのような視点でも自分と照らし合わせてみてください。

最後に、もしWebライターに向いている人でも行動しないと意味がないので、モチベーションが高まっている今から始めることをおすすめします。以下の記事で基本編と稼げる編の始め方を紹介しているので、短期的&中期的に行動すべき方向性がつかめます。

図解付き!未経験者の副業Webライターの始め方|基本編と稼げる編を紹介