師匠直伝!Webライターで実績なしなら入魂型でポートフォリオ作成

Webライターノウハウ

「数十~数百記事書いたけど、ライティング力が向上してる気がしない…」

「クライアントにダメ出しされなかったけど、なぜか継続案件をもらえない…」

このような悩みを持っている人は、記事数を書けばライティング力が鍛えられると思っていませんか?

自分が伸びた経験や受講生に教えた経験によると、量に特化した方法でライティング力伸びるのは間違いです。

実際にライティングを鍛えるために必要なのは、必要なのは記事数ではなく、問題を発見して解決した数です。確かに数十記事書けば手順に慣れて早くは書けますが、成長はほぼゼロです。それに対してユーザー目線で1文ずつ問題に意識を向けて解決すれば、たった1記事だけでも圧倒的に成長します。

本記事では、Webマーケ歴10年以上の師匠から教わった、1記事入魂型のポートフォリオ作成方法をご紹介します。ライティング力を鍛える以外にも、案件の採用率や継続率も2倍以上は上がるので、ご参考ください。

Contents

ライティング力が伸びない方法VSライティング力が伸びる方法

私が量に特化した方法が伸びないと考える理由と、問題に特化した方法で伸びると考える理由は、下記の通りです。

量に特化した方法は、文字数をたくさん書くことだけに意識しているので、作業量ばかりが多くてやってる感だけが得られます。しかし問題を1つずつ解決することでしか、ライティングは伸びないので、よくよく考えると当たり前のことかと思います。

Webライターで実績なしの人向け!1記事入魂型でポートフォリオ作成をするための手順

下記の手順にしたがって、自分の記事と何が違うのかを徹底分析し、ユーザーファーストな文章を意識することで、見違えるほどライティング力が向上します。

本来は上記の手順プラス添削者がいるのが1番効果的ですが、1人でも効果的です。これらの手順を何度も行うことで、1記事に40時間以上かかることもありますが、一気にライティング力が伸びます。

①興味のあるジャンルで、ロールモデルとなる記事を探す

興味のあるジャンルで記事を書くと、本文の中身を濃くできたり、ロールモデルとの差が見えやすくなります。なぜなら書いてある情報以外に着目する余裕ができ、ライティング力を鍛える環境が整うからです。

実際にロールモデルを探すために、キーワードプランナーを使って探す手順を以下にまとめました。

1.キーワードプランナーで、「新しいキーワードを見つける」を選択

2.興味のあるジャンルのキーワードを入力して、「結果を表示」をクリック

3.リサーチ結果を見ると、月間平均検索ボリューム(検索回数)が多いキーワードが見つかる

キーワードを選ぶ際、検索ボリュームが多いものを選びましょう。その理由として、検索ボリュームが多いキーワードの場合、ユーザーの閲覧数が多いため記事作成に力を入れている可能性が高いからです。

それにより、ロールモデル記事を探しやすくなります。

4.選んだキーワードを検索エンジンで検索して、1~10位の中からロールモデルの記事を探す

一般的に上位表示を決めるGoogleのルールでは、ユーザーに読まれている記事が上位表示します。そのため1~10位の中で、自分の直感的にビビっと感じる記事をロールモデルに設定しましょう。

②ロールモデルと同じキーワードでポートフォリオを1記事作成

ロールモデルを分析する前に、同じキーワードで1記事作成してみましょう。実際に記事作成をして比較対象を作ることで、ロールモデル記事の良さと比べやすくなるからです。

そもそも文章力が伸びないのは、上位記事との差を認知していないことが原因です。そのため、実際に同じキーワードで記事を書いてみることで、「今まで漠然と上位表示の記事を見たけど、こんなに読みやすかったのか!」と気付きやすくなります。

注意点としては、この記事作成で手を抜いてしまうと、次のステップのロールモデルの分析の効果が半減するので、なるべく100%の力を込めて書きましょう。

③ロールモデルとの差を全部メモして、1つずつ記事に反映

まず②で書いた記事と①で探したロールモデル記事との差分を、全部メモしましょう。メモする項目は下記の通りです。

以上のように1つずつ細かく見ていくと、ロールモデルと自分の記事との差分が見つかります。ポイントは正解を見つけることでなく、良い記事と感じさせる点を考えて仮説を立てることです。

たとえば「なぜここでスクロールをやめたのか」のように考えると、その付近に何か仕掛けがある可能性があります。その理由を主観でいいので、考えてみましょう。

この作業を積み重ねることで、しだいに記事の質を高めるアイディアが蓄積されます。

そしてそのアイディアを自分の記事に1つずつ反映させていけば、1日に1つずつ成長どころか、1日に5つ以上も成長できます。

④1文字ずつ不要な部分を削除して、シンプルな文章にする

次になるべくユーザーにとって1ミリも価値のない情報や文字は削り、1文字ずつにこだわって極力シンプルな文章にしましょう。以下に推敲の一例をまとめました。

  • なくても意味が伝わる不要な文章を削除する
  • ムダに長い表現をシンプルにする
  • なるべく1~2行(40~80文字)で伝わる文章にする

特にSEO記事においては、ユーザーは悩み解決や願望を満たせれば良いので、小説のような言い回しは不要です。反対にユーザーは、悩み解決や願望を満たせる短い文章、短時間で知りたい内容を知れる記事に価値を感じます。

そのためユーザーが欲する情報なるべく冒頭に配置し、極力短い文章で内容を伝えるように意識しましょう。

⑤「なぜこの文章が必要か?」を1文ずつ考える

最後に文章を見返し、1文ずつ「なぜこの文章が必要か?」を考えることで、たった1記事のポートフォリオ作成でも文章力が一気に伸びます。なぜなら、その文章に対して理由を説明内容を考えることで、価値のある文章しか残らなくなるからです。

価値のある文章の例は下記のとおりです。

もし意味がない文章があれば削除をして、必要な文章のみ残しましょう。

【余裕がある人向け】SEOライティング×1記事入魂をすれば、2段階上のライティング力が手に入る

SEOライティングを取得することで、ユーザーやGoogleを意識した上で1記事入魂したポートフォリオを作成できます。それにより、自分の書いた文章の1文1文に対して、理由を説明できるようになります。

もう少し深堀りすると、理由を説明できる=意図的に文章を書くことになるので、高品質な記事作成の再現性がグンと上がり、さらなるレベルアップが可能です。

またSEOライティングを身につけることで、Webライターとしての市場価値が上がり、人生がチート化します。詳しくは以下の記事で解説しています。

SEOライティングとは人生のチートスキル!需要の高さは〇〇を分析すれば分かる

 

1記事入魂型でポートフォリオ作成する注意点として、最初から100点を目指さない

私もこの傾向が強いのですが、最初から100点の記事を目指すと挫折します。そのため何度も繰り返しながら、100点に近づけていきましょう。

1記事入魂型のポートフォリオ作成を伝授してくれた、Webマーケター歴10以上の私の師匠でさえ、「本当に良い記事は1回で書けない」と言っていました。そのため時間をおいて、1記事を何十回も見直すとのことでした。

特に受講生の傾向を見ていると、1回書いた記事を見直しても満足感が優位になるので、初心者ほど問題点に気づけない傾向があります。そのくらい客観的に自分の記事を見直すのは難しいので、その場合は3~7日ほど経過後に見返すと、記事の欠点に気づけると思います。

自分の記事の欠点に気づける=成長できている証拠なので、あとはコツコツと100点を目指して継続するのみです。

もしコツコツ継続するのが苦手なら、仲間と一緒にオンライン作業会をするのがおすすめです。オンライン作業会をする際は、1記事入魂型のポートフォリオを作るとルールを決めておけば、強制的に作業環境を作れます。

オンライン作業会のやり方は、以下の記事をご参考ください。

やる気と作業効率を3倍にするWebライターの作業環境

1記事入魂型のポートフォリオ作成で、文字単価5円前後の案件が自動で舞い込むように

副業ブームの影響で初心者のWebライターが増え、提案文の書き方についての記事を何記事も見かけます。

ですがクライアントは、提案文だけで採用するわけではありません。実際に編集者のツイートで、「提案文では強気だったのに、採用したら全然ダメだった」というツイートを、何度か見たことがあります。

そのため小手先の営業方法はやめて、1記事入魂型で記事作成後にポートフォリオとして掲載して方が、クライアントからの信頼を得られて採用率につながります。実際に、私も入魂ポートフォリオを掲載していることで、文字単価5円前後の案件が自動で舞い込むようになりました。

1記事入魂型のポートフォリオはWebライターの名刺代わり

記事をまとめると、量に特化した方法と問題に特化した方法のどちらを選ぶかで、ライティング力の伸び率は大きく異なります。重要なのは記事数ではなく、問題を発見して解決した数です。

1記事入魂型でポートフォリオ作成をすることで、ライティング力を鍛えられるだけでなく、高単価案件も自動で舞い込むようになります。ただ一人で実践するにはハードルが高い方法なので、モチベーションが落ちてきたら、ビフォーアフターを比べることで成長を実感できます。

もし1人で実践できない場合は、本サイトのWebライター講座でSEOライティングを学びながら実施できますので、ご検討ください。

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